三たん地方開発促進協議会
 
藍と茶の草木染めで無数の縞を表す 丹波布◎青垣町 兵庫の伝統的工芸品 藍と茶の草木染めで無数の縞を表す
代々伝わる手漉きの技を守る 黒谷和紙◎綾部市 京都の伝統産業 代々伝わる手漉きの技を守る

 渋い・柔らかみ・潤い・心を休めてくれる…。民藝(みんげい)運動の父、柳宗悦(やなぎむねよし)氏が丹波布の美を形容した言葉です。

 綿を紡ぎ、草木で染め、屑繭からとったつまみ糸を緯糸の所々に織り込むことで独特の風合いを生み出します。

 佐治地方で織られていた「佐治木綿」は明治末期以降になると姿を消していました。京都の朝市でこの布を発見した氏は、日本工芸研究家の上村六郎氏に調査を依頼。3年がかりの調査のすえ産地を発見し、復興を呼びかけたのです。昭和32年に国の無形文化財に登録され、昭和49年からは技術保存のため後継者養成講座も開設されています。

◎お問い合わせ
丹波布伝承館 TEL 0795(80)5100

 古い紙すき村の姿を残す黒谷は、伝統技法を守る希少な産地として知られています。楮(こうぞ)の黒皮を苛性(かせい)ソーダで処理する産地が増えるなか、1本ずつ手で削り木灰で炊いています。天日で干した生漉き紙などは1,000年もの生命を保つと言います。

 平家の落武者が子孫へ残す技として始めたと伝承されており、江戸から明治にかけて京呉服に関連した値札紙やたとう紙が多く作られました。

 現在は美術紙や書道用紙の他、便せんや和帳など様々な加工品も開発。組合の研修事業を終えた若者が、熟練職人の指導の下で準組合員として働いています。

◎お問い合わせ
黒谷和紙会館 TEL 0773(44)0213

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