三たん地方開発促進協議会  
  ばらずし 主なエリア 丹後全域
ばらずし

【作り方】

すし飯に干ぴょうを交ぜ、酢で湿らせたまつぶたに押し広げる。

上にさばのそぼろ・しいたけ・金糸卵・紅しょうが・かまぼこなどを散らす。四角に切り分けて皿に盛る。

 冠婚葬祭や氏神祭りのほか、さなぼりの田植え魚(※)のお返しや家族の誕生日など何かあるごとによく作る。但馬地方の一部でも「ばらずし」を作るが、まつぶたに詰めてさばのそぼろを散らすのは丹後特有さば缶。もとは焼きさばで作ったが、戦後、家庭では缶詰が一般的になっている。呼び名についてはバラデツキという平たいざるですし飯を交ぜたから「ばらずし」となったとの説がある。もちをつく時に使うまつぶたにすし飯をぎっしり詰めることから「まつぶたずし」とも呼ぶ。具は季節によって、春ならふきか竹の子、夏はわかめ、秋冬はごぼうか干ぴょうと変わる。
※田植えで繁忙な農家に見舞いとして贈られる魚。最近では酒類か肉類が多い。

ばらずし作り(私のばらずし)
 私の里では春祭りになると必ず、ばらずしを作ります。おぼろ(※)は90歳近くになる母がていねいに、花が咲いたように炒りあげます。そして掘りたての竹の子とつくりぶきをごはんに交ぜ合わせます。ふるさとの話を聞きながら、私もお手伝いをします。
 とても幸せな一時です。
蛭子郁子さん[丹後・網野町]
※そぼろの方言

 
           

   
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