三たん地方開発促進協議会
 
 
 
Q[祭りとはなに?]

祭りとはおもに「神迎え」、「神の祭祀」、「神送り」という三つの要素から成ります。そのためにまず、神を迎えるために依り代という、神の座を設けて神をもてなし、そこで神と人とが共食し、祭りが終わると機嫌良くお帰りいただくという一連の行為を伴います。 このように先人たちは、姿の見えない「神」に畏怖を感じながらも、恩恵をもたらしてくれるありがたい存在として尊崇し、祭りを受け継いできました。しかし時代を経るごとに祭りの意義も多様化し、「祭り」という言葉が、賑やかに騒ぐことのたとえのように使われることから、人が集まる行事すなわち祭りと捉えられる傾向が強まり、祭り本来の意義が失われつつあるといえます。

戻る>>>


Q[祭りと年中行事の違いは?]

大きく区分すると、祭りも年中行事の一種ということになりますが、祭りがひろく見物客を前にして催されるのに対し、年中行事は、家を中心として行われる祭儀も含まれます。わが国では農耕生活の歴史が長いことから、農事にかかわる年中行事がとくに多くみられることが、特徴のひとつです。

戻る>>>


参考文献
萩原秀三郎『日本の祭』 オリジン社 1995
大塚民俗学会編『日本民俗事典』 弘文堂 1994
新谷尚紀『民俗学がわかる事典』 日本実業出版社 1999

 
  三たん事典TOP | TOP発刊にあたって祭具の世界小さな祭り季節の祭り
since:2001.7